第742冊目 外見だけで性格を見抜く技術 渋谷昌三/著
- 作者: 渋谷昌三
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2009/09/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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目次
第1章 外見だけで人を見抜く
第2章 「見た目」で仕事力は200%UPする
第3章 恋がうまくいく「見た目」の技術
第4章 口癖から相手を裸にする
第5章 好かれたい人に好かれる心理術
第6章 なりたい自分は「見た目」で作る
終章 「見た目」が発する暗号を解読せよ
あなたから裸になろう
私の主観ではありますが、最近の若者のコミュニケーションが身についていません。
スキルというのは技術ですから、練習してテクニックを身が磨かなければ何も身につけません。これまであったコミュニケーション・スキルが年々低下していまのようになったというのではなく、もともとスキルがないのです。
スキルがないのに見ず知らずの人と心を通わせて友だちをつくるというのは、まずもって無理な話です。
では仲良くなるにはどうしたらいいのかというと、あなたが裸になることなのです。人は周りの外敵から身を守るために、さまざまな鎧を身につけています。鎧はあなたを外敵から守る反面、友だちや味方もよせつけません。相手にはあなたの本当の姿がわからないのです。
そこで「実は私、こういう人なんです」と少しずつ鎧や服を脱いでいきます。すると相手も「そうでしたか、実は私もこんなことをやっていまして」と脱いでくれて、お互いのことがわかるようになるのです。
これが心理学でいうSelf-disclusure(セルフディスクロージャー/自己開示)です。人間関係ではこのセルフディスクロージャーを互いに重ねていくことで、心理的距離が近づいていくと言われています。
セルフディスクロージャーとは、英語で書くとおわかりのように、self(自己)のcloseを解くからdisclosure。自分の中で閉じているものを開く、それがセルフディスクロージャーなのです。名刺交換したり、趣味の話をしたり、家族の話をしたり、会社の話をしたりして、徐々に聞いていくのです。
あなたに、すべての良きことが、なだれのごとく起きますように♪
今日の声に出したい言葉
「人を信用する者は、信用しない者より犯す過ちは少ない」――カミロ・ディ・カヴール
編集後記
いっこく堂さんの新しいネタです。
ものまねだけでも難しいのに、口を閉じてのものまねはいっこく堂にしかできませんね。
これだけは誰にも負けない、そのようなものを私も身につけたいと思います。
- 作者: 渋谷昌三
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