第711冊目 ジャパネットからなぜ買いたくなるのか? 一番売れた生放送の秘密 荻島央江/著
- 作者: 荻島央江
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2010/10/21
- メディア: 単行本
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目次
[話す]自分の想いを伝えています
実は、私は口ベタなんです/話し手の気力で売れ行きは決まります/手や指先などの動きも使って伝えています/高田社長の話し方はマーケティングの定石通り/…
[見せる]自分の感動をそのまま表現します
一番売れたときに何をしたか?/1大迫力で売り上げ3倍増/2通常の2・5倍の販売を実現した秘密の映像/3生放送開始10秒前のひらめきで売り上げ5倍増/…
[考える]「買いたい気持ち」に応えます
「売れない理由」より「売れる方法」を探します/「ま、いいか」という妥協をやめると結果は出ます/お客様の想いは数字がすべて表しています/本気でやれば失敗を後悔しません/…
[実行する]今すぐ全力。目標はありません
「できない理由」なんて何一つありません/「いかん」と思ったら、すぐ手を打ちます/ 何を始めるのにも遅いということはありません/…
[Q&A]ここで、高田社長がみなさんの相談に乗ります
私は人からの評価がいちいち気になってしまいます/自分と他人を比べてしまいます/…
[積み重ねる]1日1日の努力がブランドになります
百年続く会社を目指して毎日努力を続けています/お客様の立場で考えればやるべきことは見つかります/トラブルから逃げず、乗り越える/…
[人を育てる]社員の想いを受け止めます
ジャパネットを支える「すぐやる社員」/社員にどんどん話しかけています/作業と仕事の違いを教えています/人生は一度きり。だから今すぐ全力を尽くします/…
原稿を読むのをやめてみる
さらにもう1つ、緊張しないためのコツは、原稿を読むのをやめることです。
あらかじめ用意して暗記するのはいいとしても、話し始めたらもう原稿は裏返しにしてしまうのです。
原稿を目の前に置いておくと、一見、上手に話ができるような気がしますよね。ところが、口ベタな人がこれをやってしまうと、棒読みになってしまうのです。そればかりか、原稿ばかり見て聞き手のほうを見ないから、気持ちが相手に伝わりません。
だから私は、テレビやラジオショッピングの番組で話すとき、何時間にわたる長い時間であっても、紹介する商品がいくつあっても原稿は準備しません。いつも何も見ずに感じたままをしゃべっています。
人間というものは原稿があると、どうしてもその通り読まなければいけないという意識が働くようで、かえってうまく話せなくなります。私にもこんな失敗談があります。二度仲人をしたことがあるのですが、決まり文句のあいさつ文を3行だけ紙に書きました。ところが、その紙を持って出席者の前に出たところ、「あれっ、何だっけ?」と頭が真っ白になってしまってまともに話せず、苦労しました。
たとえ必死になっても原稿を読んで練習してとしても、口ベタな人間が話し上手になることが難しいことかもしれません。でも、自分の気持ちを相手に伝えることは、工夫次第でできるようになるのではないでしょうか。
あなたに、すべての良きことが、なだれのごとく起きますように♪
今日の声に出したい言葉
「人間が得られる最大の満足の一つは、自分が何か一つのことをこの上なく上手にできると知ることによってもたらされる」――ホーテンス・オドラム
編集後記
- 作者: 荻島央江
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- 発売日: 2010/10/21
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