第474冊目 勉強のルール 28歳までに結果を出す! 原田翔太/著

28歳までに結果を出す!勉強のルール

28歳までに結果を出す!勉強のルール

  • セミナーや授業ではバカだと思われようがまず手をあげる


セミナーで一番価値のある時間であり、講師の力量が一番わかるのが質問タイム。


「何か聞きたいことがある人は?」という声が上がったとき、すぐに手があげる人がそのセミナーで一番学べる人です。


ここで、質問が実はなくても手をとりええずあげるようにします。


手をあげて指名されると、その瞬間に聞きたいことが出てきます。逆に言えば、手をあげないから質問も出てこないのです。行動をすることで、現実がついてくるということは往々にしてよくあります。


ドイツの精神医学者であるエミール・クレペリン博士はこの現象を「作業興奮」と名づけました。何事でもとりえあず始めてしまう。すると行動に精神がついてきて集中力が高まるというものです。


質問が思いつかないという人がいますが、そもそも質問は、「思いつく」ものではありません。すでに勉強会に参加している時点で、質問だらけになっているから参加しているのです。それは言葉になっていないだけで「ある」のです。


あなたが聞きたかったことを素直に聞けばいいのです。だからまず手をあげてしまいます。


あなたがどういう言葉を使って質問をするかによって、返ってくる答えは大きく変わります。


ほしいと回答と違うと思うことがあれば、すかさず追加質問をしてその場で解決するようにしています。わからないのであれば、わからない。教えてほしいと素直に食い下がっていくべきです。あなたは学びにきているのだから、知る権利があります。


しつこい粘りが、あなたの学びを一歩先に進めるかどうかの分かれ道になります。


あなたの学びへの情熱をぶつけてみる。そういうスタンスで臨みます。



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  • 今日の名言

「大仕事を先にやることだ。小仕事はひとりでに片がつく」――デール・カーネギー

プロローグ 28歳までに身につけるべき2つのこと(できるできないは1ミリ以下の誤差
劣等感のかたまりからダメ中学生に ほか)
1 28歳までに「勝ちパターン」をつくる3つの方法(情報をダイエットして「目標」をつくる
本当に必要な情報だけをインプットする ほか)
2 「ステップ1」「ジブン銀行」に投資するインプット術(「読書」で効果的なインプットを実現する
「インターネット」を活用して効果的なインプットを実現する ほか)
3 「ステップ2」「学び」を「成果」につなげるアウトプット術(「ノート」を効果的に使うアウトプット法
書くだけで目標に近づく「行動計画」アウトプット法 ほか)
4 「結果を出す人」だけが知っている3つの鉄則(ぬるま湯から抜け出せ!
とにかく続けろ!続ければ勝てる! ほか)

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