第160冊目 デキる男は香りが違う! プロが教える香水120%活用術 著者/訳者名 榎本雄作/著

学者や政治家でもネクタイやスーツにこだわり、話し方から声のトーンにまで気を配ることが当たり前になってきました。

日本では、すれ違った後、ひと呼吸おいてからほかのかに香るくらいが好まれます。そのためには、下半身を中心に、肌に直接、ひと吹きずつ、つけましょう。つける部分は、アキレス腱、ひざの裏側、太ももの内側、ウエストの両側。

香水を選ぶとき、短時間に何種類も試すのは賛成できません。嗅覚は意外に疲れやすく、一度にかぎ分けられるのは、せいぜい3種類程度だからです。

ビジネスシーンの香り
①社風や職種、地位にふさわしい香りであること。
②誰からも嫌われない香りであること。
③その中で、自分らしい香りであること。

事務関係 同僚や上司と、長時間、同じ空間で過ごすことが多い職場です。季節感を考慮しながら、自分だけでなくまわりも落ち着けるほのか系を基本にします。「ダンヒル デザイア ブルー」

営業関係 清潔感と信頼感、誠実な印象をあわせ持つ「誰からも好かれる」香りが基本です。女性客が多い場合は、穏やかな香りが特におすすめです。「トゥルース カルバン クラインフォーメン」

両親面接 父親のスーツは紺系、シャツは白が基調でネクタイもシックなストライプや小紋程度にします。腕時計や小物、香りも主張しすぎないものを選びましょう。「ボス ピュア」

夏 暑さの忘れさせる洗練のカラーリング 「ロマンス メン」

第1章 好印象を与える香水の正しい使い方
第2章 香りの系統で香水のイメージをとらえる
第3章 自分に合った香水の選び方
第4章 ビジネスや社交に役立つ香水活用術
第5章 香水で変わるオフタイムの過ごし方
第6章 スーツコーディネートに合わせた香り選び
第7章 カジュアルファッションを引き立てる香水
第8章 香りで深める女性との絆