第624冊目 レバレッジ時間術 ノーリスク・ハイリターンの成功原則 本田直之/著
レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則 (幻冬舎新書)
- 作者: 本田直之
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2007/05/01
- メディア: 新書
- 購入: 18人 クリック: 485回
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目次
プロローグ あなたがいつも忙しい理由
第1章 時間も「投資」で増やす時代
第2章 成果はスケジューリングで決まる
第3章 仕組み化・パターン化の絶大な効果
第4章 「Doing More With Less」の哲学
第5章 時間密度を高める「チリツモ」技術
エピローグ 人生という時間投資
休日は「しないこと」を決めておく
休日も平日と変わらない時間に起きるとは言っても、休日にはやはり休日なりの過ごし方があります。私のは場合、平日は「すること」を決めているのに対し、休日は「しないこと」を決めています。それを意識するだけでも、1週間にメリハリがつき、よいリフレッシュになります。
休日に「しないこと」とは、「仕事」です。具体的には、人のアポイントメント、スタッフともミーティングなど、自分の都合でスケジュールを変えられない予定は、休日には入れません。休日は家族と過ごす時間と決めており、一緒に火事をしたり、買い物につきあうなど、家族の都合に合わせて動けるようにしておきたいからです。だから、休日にオフィスに出かけていくこともしません。
本を読んだり、原稿を書いたりするのは、始めるのも自分の意志でコントロールできるので、休日でも積極的にやっています。ビジネスに関係あるという意味では、これらも「仕事」と言えなくもないのですが、私の意識では、これらは「仕事」というよりは、「自己投資」です。
前にもお話ししたように、知識労働は、肉体労働と違って、やりはじめればキリがありません。残業と同じで、「平日に片づかなくても、休日に出勤すればいいや」と思っていたのでは、労働の時間密度を高めていくことはできません。
休日に「しないこと」を決めておくのは、自分なりのリミットを定めて、平日の生産性を高めるための工夫の1つでもあるのです。
あなたにすべてのよきことが雪崩ごとく起きますように♪
今日の声に出したいコトバ
本を読むときは、はじめから終わりまで読む。ビジネスの経営は、それとは逆だ。終わりから初めて、そこに到達するために出来る限りのことをする。――ハロルド・ジェニーン
感想
本田直之さんの文章は、読んでいて実に説得力があります。「私も本田さんみたいになりたい!」と思わせる力もありますよね。
レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則 (幻冬舎新書)
- 作者: 本田直之
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