第138冊目  20歳からの金融入門 美和 卓 (著)

20歳からの金融入門

20歳からの金融入門

金融機関は、お金を右から左に動かしているだけの無駄な商売と誤解されがちである。

お金を調達するときの「負債」「資本」の使い分けが、会社の成功や失敗を左右することがある。

金融機関は、「情報」を利用してもうけを生み出しているという点で、究極の「情報産業」である。

銀行などの「中継所」には?お金が出ていく側にあるリスクが、入ってくる側に及ばないように防波堤となる機能、?お金の出入りのタイミングをずらず機能、がある。

「負債と「資本」の重要な違いは、お金を出した相手の行動をどのように監視するかという点にある。お金を出した相手を監視することを、「モニタリング」と呼ぶ。

第1章 金融とは何か?
第2章 金融をかたちづくる部品
第3章 お金の流れ方-さまざまな金融のすがた
第4章 なぜ違う「乗り物」に乗ってお金は動くのか?
第5章 お金の「通り道」になぜ違いが生まれるか?
第6章 さまざまな金融機関
第7章 さまざまな金融の技術
第8章 チャンスを生かし豊かさに変える産業

20歳からの金融入門

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