第139冊目 人を動かす質問力 著者/訳者名 谷原誠/〔著〕

人を動かす質問力 (角川oneテーマ21 C 171)

人を動かす質問力 (角川oneテーマ21 C 171)

人は、他人から押しつけられたことは嫌いですが、自分で決めたことには従順に従います。

相手に決断を迫っていくときは、選択肢を限定し、その選択肢の中から選ばせるようにします。

裁判で禁止されている誤誘質問ですが、いくら裁判で禁止されていても、実生活では禁止されていませんし、有効に使うことができます。

「配達はいつがよろしいですか?」―注文することが前提

「どちらの色の洋服を先に着てみますか?」―試着することが前提

数が少なかったり、なくなったりすると、手に入れる自由を奪われることになり、それに恐怖を感じてしまい、冷静な判断力を失うのです。

人は決断を迫られるとき、後で後悔することを恐れて「もう少し考えたい」と決断を先延ばししようとします。しかし、希少価値の法則を使えば、「先延ばしすること自体が後悔の原因となる」という恐怖が生じ、先延ばしして失う「決断」ができないかゆえに購入し、とりあえず安心を手に入れようとするのです。

第1章 知りたい情報を楽々獲得する6つのテクニック
第2章 聞くだけで人に好かれる質問力
第3章 その気にさせる質問力
第4章 人を育てる質問力
第5章 議論を制する質問力
第6章 自分を変える質問力

人を動かす質問力 (角川oneテーマ21 C 171)

人を動かす質問力 (角川oneテーマ21 C 171)