第3458冊目 できる人の仕事の基本ワザ大全―――時間管理から人間関係、発想術まで、今日からすぐ使える! (知的生きかた文庫) 幸運社 (編集)

 

 

 

-自分のための投資として身銭を切る

 

 

もちろん、本は図書館で借りればいいという考え方もあるでしょう。しかし、ベストセラーのような人気のある本の場合、予約しても自分の順番がくるまで長い期間、待たされることも珍しくありません。読みたいとき、あるいは読むべきという、読書の絶好のタイミングを逃してしまいます。待たされているあいだに、せっかくの読書意欲もそがれてしまうでしょう。

 

 

「図書館で借りるまでは日にちがかかるので、やはり書店で買おう」と書店に再度行くにしても、時間と手間がかかります。「時は金なり」ですから、二度手間のロスはばかになりません。

 

 

あるいはビジネスパーソンは、書店で見た本を買うかどうか迷ったとき「2000円以内の本ならその場で買う」という自分なりの基準を作っているそうです。もちろん、2000円以上の本は一律で買わないのではなく、迷ったときの判断基準のひとつが2000円ということでした。

 

 

まえがきを読み、目次を眺め、本文もバラバラッと読んでから買うわけですが、これまでのところ、期待外れで残念な結果に終わったことはないといいます。

 

 

本は、自分で身銭を切ってこそ、真剣に読むものです。その結果、新しい知識を身につけたり、心から感動するわけです。

 

 

身銭を切ったからこそ、本に対する愛着も湧こうというもの。

 

 

「本代は自分のための投資」という人もいます。「これは!」という本にめぐり合ったら、迷わずに購入することです。