第771冊目 成功する男の服装戦略 ビジネスマンの服の揃えかた スーザン・ビクスラー/著 ナンシー・ニクス・ライス/著 古沢めぐみ/監訳

成功する男の服装戦略 (朝日選書)

成功する男の服装戦略 (朝日選書)

目次


第1部 成功する装い(外見がものをいう
「オールA」のイメージ)
第2部 ビジネストラッド(ビジネススタイル
エグゼクティブのスタイル
小物 ほか)
第3部 ビジネスカジュアル(ビジネスカジュアルの新しい流れ
ベースライン・カジュアル
メインストリーム・カジュアル ほか)


新入社員編


リクルートスーツはあるけれど、実際の社会人として何をどう揃えればいいの?」


そう、初めが肝心。社会人生活と共に、スーツ生活の始まりえす。リクルート用のスーツ一着だけでは足りません。


どんな職種かによって選ぶべき色や形は多少違ってきますが、一番大切なことは「着たきりすずめ」にならないこと。高価なスーツでなくてもいいので、紺系二着、濃いグレー一着の計三着くらいは最低持っていましょう。そして、一日着たら、きちんとハンガーに掛けて休ませること。汗を飛ばし、しわを伸ばし、形を元に戻すためです。この時ハンガーは、スーツ用の太いものを。クリーニング店でもらうような針金のハンガーに掛けっ放しにしておくと、上着の肩のラインが崩れたり、ズボンに折りじわがつくおそれがあります。


「えっ、一度に三着も」と思う人もいるかもしれませんが、ローテーションを組んで着たほうが長持ちしますし、毎日会う人に、「こいつ、服装に気を遣っているな」と一目置かれるかもしれません。職業によって
一概には決められませんが、柄も無地かそれに近いものが、清潔感と若々しいエネルギーを感じさせることができます。スリムで背の高い人は若い人に人気のあるシングル三つボタンが似合います。背があまり高くない人、体型がずんぐり型の人、首が太くて、短い人は二つボタンのほうが似合う確立は高いですが、一番上のボタンの位置があまり上にないもの、着丈が短めのものなら三つボタンでも似合うものもあります。いろいろ試着して、自分の体型や職業に合ったものを見つけてください。


ワイシャツは、最低一週間分(五、六枚)あると便利です。白二着、ブルー系二着、その他の色やストライプ、チェッ柄など二、三着が標準装備。きっと毎日ヘトヘトになって帰って来て、アイロン掛けなどしている余裕がないでしょうから、クリーニング店に出すことをおすすめします。アイロンのきいた清潔なワイシャツは、それだけで好感度アップです。


あなたに、すべての良きことが、なだれのごとく起きますように♪


今日の声に出したい言葉


私がサラリーマンになったとき、母から教わったことがある。それはお世話になったりしたら、必ず相手をご馳走したりして返礼しなさいということ、何か教えてもらおうと思ったら、手土産を忘れてはいけないということだった――江上治


成功する男の服装戦略 (朝日選書)

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