第647冊目 誰とでも15分以上会話がとぎれない!話し方66のルール 野口敏/著

誰とでも 15分以上 会話がとぎれない!話し方 66のルール

誰とでも 15分以上 会話がとぎれない!話し方 66のルール

目次


1章. ココから始めるとカンタンです
 この「聞き方」でどんな人とも会話が続く!
2章. 「話題選び」はコレでバッチリ
 相手がどんどんノッてくる気持ちの〈ちょっぴり〉オープン術
3章. 気持ちを尋ねるからイメージが広がる
 話が一気にあふれ出す「質問」のツボ!
4章. 「困った場面」のひと工夫
 どんな場面でも切り抜けられる「受け答え」の技術
5章. 「ゼスチャー&声かけ」ココだけレッスン
 気軽に話せる「関係づくり」のコツ
6章. 気兼ねなく会話を楽しめる
 「人の輪」にすんなりとけこめる「話し方の基本」
7章. もっと親しくなりたい人がいたら!
 一目置かれる〈ひとつ上の話し方)


「でしょうねー」と相づちを打つ
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「先週、旅行に行ってきましてね」


「ほー、楽しかったですか?」


このようにストレートな質問を受けると、相手は話しづらいものです。


あなたにも、どう答えてよいのか、とまどった経験はありませんか。


こう尋ねられると話しては「楽しかった」を探すのですが、答えられる範囲が限定的なため、なかなかいい話が思い浮かびません。


しかたなく「はあ、たぶん」などという中途半端な返事しかできず、会話にブレーキがかかった状態になります。


こういうとき、会話がうまい人は相手が自由に考えられる質問をします。


それが「……なんでしょうね」という漠然とした言い回しです。


この章では、すでにこの言い回しが多用されているこのにお気づきでしょうか。「楽しかったでしょうね」と聞かれると、「楽しかった思い出」だけでなく、「楽しくなかったこと」や「突然のハプニング」を答えてもよさそうな気がします。


すると、答えに制限が少ない分、人は自由に考える余裕をもらえた気分になってイメージが広がりやすいのです。


あなたにすべてのよきことが雪崩ごとく起きますように♪


今日の声に出したい言葉


「できると思うからできるのだ」――ウェルギリウス


感想


今日から「でしょうねー」と相づちを打ちます。


「でしょうね」は「ですか?」と言うより、「質問に答えていただけそうなときには答えてください」という謙虚な姿勢がありますので、相手も答えを強制されている感じがせず、気楽に対応できるところです。


好きな異性に、特定の恋人がいるかどうか尋ねたいときも「彼氏はいるのですか?」とり「素敵な方がいらっしゃるのでしょうね」と遠回しに聞いたほうが、答えてもらえる可能性が高くなります。


私は2011年1月1日までに「でしょうねー」という相づちを習慣化します。


誰とでも 15分以上 会話がとぎれない!話し方 66のルール

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