第666冊目 誰とでも15分以上会話がとぎれない!話し方66のルール 野口敏/著
誰とでも 15分以上 会話がとぎれない!話し方 66のルール
- 作者: 野口敏
- 出版社/メーカー: すばる舎
- 発売日: 2009/07/21
- メディア: 単行本
- 購入: 106人 クリック: 998回
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「降水確率何%だと、傘を持つ?」
いつでもあなたを助けてくれる、話がはずむネタを一つお教えしましょう。
お天気に絡む話は、誰にとっても共通していて気軽に話せる話題です。
そこで「雨の日、あなたはどんな人?」というテーマで、話を見つけてみましょう。条件は、ほとんどの人にあてはまり、そこに人柄が出ることです。
「雨が降りそうな日(まだ降ってはいない)、出がけに傘を手にするのは降水確率何%から?」
こういうテーマで会話をすると、お互いの個性が表れますし、思わすエピソードが飛び出したりして、話しやすい雰囲気が生まれます。
一般的には、降水確率30〜40%で傘を手にする方が多いようです。
しかし、なかには「そのとき降っていなければ、絶対に傘を持たない」という頑固者もいます。傘を持つのが面倒くさくて、濡れて歩いたほうがましだということです。
大雨の日に濡れながら歩いている人を見たら、「あら? あたなは面倒くさがり屋さんですか?」と思ってみてください。
このタイプは、家にビニール傘が10本以上あるそうですよ。もったいないですね。
反対に降水確率0%の晴天の日でも、折りたたみ傘をカバンの奥に潜ませている方もいるようです。
しかも、降水確率が40%を超えると、カバンの傘はそのままにして、長い傘をもう一本手にするのだそうです。
なぜなのか? 私も不思議に思い聞いてみました。
すると、「長い傘は盗まれる恐れがある」とのお返事。いったいどこまで心配症なんだか。本当に人柄がにじみ出て、楽しいひとときを過ごせました。
「……で、あたなはどんな人?」の使い方が、少しは伝わったでしょうか。
自分に興味をもち、他人とのちがいを楽しむ気持ちがあれば、こういう話題がたくさん見つかるでしょう。
あなたに、すべての良きことが、なだれのごとく起きますように♪
目次
1章. ココから始めるとカンタンです
この「聞き方」でどんな人とも会話が続く!
2章. 「話題選び」はコレでバッチリ
相手がどんどんノッてくる気持ちの〈ちょっぴり〉オープン術
3章. 気持ちを尋ねるからイメージが広がる
話が一気にあふれ出す「質問」のツボ!
4章. 「困った場面」のひと工夫
どんな場面でも切り抜けられる「受け答え」の技術
5章. 「ゼスチャー&声かけ」ココだけレッスン
気軽に話せる「関係づくり」のコツ
6章. 気兼ねなく会話を楽しめる
「人の輪」にすんなりとけこめる「話し方の基本」
7章. もっと親しくなりたい人がいたら!
一目置かれる〈ひとつ上の話し方)
今日の声に出したい言葉
大学卒業後から30代までは、自分で決めた1つのテーマを3〜4年かけて突き詰めるといいと思います。それも、自分の専門外のものを。そうすれば、20代、30代で3つずつ、得意な分野が持てる。僕は経済学、心理学、俳句、短歌…とやってきたけど、本当に役立っています。これをちゃんとやっておけば、普通の会社だったら取締役くらいにはなれる。みんなは案外ぼーと生きているから(笑)。――石田衣良
編集後記
ちなみに私は降水確率0%でも折りたたみ傘を持っていきます。
降水確率が40%を超えても折りたたみ傘で雨を凌いでいます。
長い傘は忘れそうですし、大きすぎて邪魔になりますからね。
誰とでも 15分以上 会話がとぎれない!話し方 66のルール
- 作者: 野口敏
- 出版社/メーカー: すばる舎
- 発売日: 2009/07/21
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