第549冊目 図解最短で結果が出る超勉強法 脳と記憶力を100%活用して高得点や合格を勝ち取るすごいテクニック 荘司雅彦/著

図解 最短で結果が出る超勉強法 (講談社 Mook)

図解 最短で結果が出る超勉強法 (講談社 Mook)


目次


第1部 スタートはモチベーションアップがいちばん大切だ!(1冊の基本書にすべての情報を集中させよう
道具選びは機能性とオシャレ性を重視しよう
強力な勉強仲間を作ろう
「試験を目標にする」のはとても効果的だ
「成功のイメージ」を潜在意識に刷り込もう
勉強こそ若返りに最適である
自分で自分の限界を設定するな)
第2部 続ける秘訣は「楽しく勉強すること」にあり!(自分の心に「ご褒美」を与えよう
学んだことを「長期記憶」として定着させよう
詰め込みと丸暗記は「善」だと思え
勉強の時間帯は気にするな!
マトリクス計画表が効果を倍増させる
右脳のパワーを徹底的に利用しよう)
第3部 一気に成果を上げる最強のヒント(「突っ込む癖」で論理力を養おう
五感をフルに使って勉強しよう
教材は「迷ったら買い」を肝に銘じよ
資格や学歴は取れるときに取っておこう)


丸暗記のスーパーテクニック
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丸暗記をする際、何度か繰り返して単語集などを読み、ざっと確認し「よし、覚えた!」という方はいやっしゃいませんか?


結論から言うと、これはまったく暗記したことにはなっていません。実は多くの人が、「暗記したつもりであること」と「本気に暗記したこと」を混同しています。


ここでは本当に「暗記した」と言える方法を、英単語を覚えるケースで説明します。


まず第1段階として、単語と日本語訳を見て、一通り記憶します。次に、日本語訳を隠して英単語だけで訳を言えるか確かめ、言えなかったものにチェックを入れていきます。そしてチェックが入ったものだけを一回りさせ、それでも訳が言えなかったものにさらにチェックを入れ……とやっていき、5〜6個ぐらいチェックがついた単語もスラスラと訳が出てくるようになれば、第1段階は終了です。


そして今度は英単語の方を隠し、「日本語訳だけを見て英単語をすべて言えるようにする作業」をします(第2段階)。


しかし肝心なのはこの後の「ダメ出し」です。一通り覚えたと思ったら、今度は単語の順序をアトランダムに入れ替えて同じ作業をします(第3段階)。


するとどうでしょう、単語の訳が出てこない、という場面に何度か出くわします。それは順序や場所をたよりに覚えた単語だったわけです。


この暗記方法なら、単語カードがオススメです。第3段階でカードをシャッフルするわけですが、その際「正答率の悪いカード」は「難物カード」として別でくくり、試験直前に集中的に見ることができます。


さらに、就寝前にすべての単語に目を通して寝ることも忘れずに。睡眠中は忘却率がきわめて低くなるため、この就寝前の確認作業はとても効果的なのです。


あなたにすべてのよきことが雪崩ごとく起きますように♪


情報カード 5×3 無地 C-531

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今日の名言


読む人に対しては、口で話しても時間の無駄である。彼らは、読んだあとでなければ、聞くことができない。逆に、聞く人に分厚い報告書を渡しても紙の無駄である。耳で聞かなければ、何のことか理解できない。――P・F.ドラッカー


図解 最短で結果が出る超勉強法 (講談社 Mook)

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