第354冊目 練習3分でもっと上手に話せる本 新田祥子/著
練習3分でもっと上手に話せる本 話し方に自信がもてるようになる!
- 作者: 新田祥子
- 出版社/メーカー: 日本能率協会マネジメントセンター
- 発売日: 2009/08/26
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 7回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
- 声のトーンを変える
声のトーンを変えることは、比較的簡単です。トレーニングに入る前に、自分の声をどのように変えたいのか、しっかりと意識してください。今よりも高めの声にしたいのか、低い声で話したいのか、変えたい声のイメージを明確に持ちます。
高めの声を出したい場合は、まず、お尻に力を入れてください。すると自然に背筋が伸びますから、今度は「高めの声を出すぞ」
と意識しながら、自分の声を言ってみてください。それだけで、声が高くなっていることに気づくと思います。
- 文節で話す
文節を意識して話すだけで、自分も話すやすく、相手にとっても聞きやすい話し方ができます。文節とは、文章の間に「ネ」を入れて切ってもおかしくないところです。たとえば、「赤い花が咲いた」というのは、「赤いネ、花がネ、咲いたネ」の3文節から成り立っています。これを、「赤い、花が、咲いた」と文節を意識して話すのです。
- 「間」をとって話す
「間」には、説得力を高める働きがあります。話すことに自信がない人は「間」を恐れますが、「間」をとらずに話している人の話はとても聞きにくいものです。
「間」をとるコツは、読点「、」のところで1回、句点「。」のところで2回数えると、ちょうどよい「間」がとれます。
- 母音・子音をはっきり発音する
言葉のリズムが安定している人の話はとても聞きやすいものです。言葉のリズムとは、たとえば「こんにちは」という言葉のひと言ひと言が「こ、ん、に、ち、は」と一音一音がリズミカルに発音できていることです。
言葉のリズムを安定させるためには、母音・子音がしっかりと発音できていなくてはなりませんが、母音・子音がしっかりと発音できるようになると、リズムと同時に言葉の姿勢もよくなります。
言葉のリズムを整えるポイントは、ロボット言葉と文節で話す、を繰り返し練習することです。ロボット言葉とは、言葉の一音一音、リズムを刻みながら発音する方法のことを言います。
たとえば、「はじめまして」は「は・じ・め・ま・し・て」と母音の発音練習と同じように、「・」のところで一拍休みながら発音します。
はじめに 話し方を変えれば人生が変わる
第1章 仕事の「できる人」「できない人」は話し方で決まる
第2章 上手な話し方に変わる技術
第3章 人前で楽しく話せる話し方を身につける
第4章 聞き手の共感を得る話し方を身につける
第5章 あがりを抑え、落ち着いて話す話し方を身につける
おわりに トレーニングとマネジメントで必ず変わる!
練習3分でもっと上手に話せる本 話し方に自信がもてるようになる!
- 作者: 新田祥子
- 出版社/メーカー: 日本能率協会マネジメントセンター
- 発売日: 2009/08/26
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 7回
- この商品を含むブログ (1件) を見る