第298冊目 仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか /山本ケイイチ/著

仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか (幻冬舎新書)

仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか (幻冬舎新書)

私が接してきた成功者たちのほとんどは、過去に一度ならず、どん底の時期を経験している。事業に失敗して多額の負債を背負ったり、信頼していたスタッフに裏切られたり。どんな成功者でも打ちのめされることはある。しかし、彼らはそこからの回復の過程で、より強い精神力の持ち主へと成長できる人である。

ジムに一歩足を踏み入れたら、その瞬間から理想の自分として振る舞うことだ。その自覚が苦しいトレーニングを支えてくれる。

ジムのスタッフには自分からあいさつし、笑顔で接するのがいい。

あまり多くは語らず、かといって無口でもなく、静かに最小限の動きをする人、。ジムの中では、こういう人が一番カッコいい。

トレーナーはある意味、サービス業である。話し方や態度がしっかりしていることは最低条件だ。たとえ年齢が近くても、最初から友だち感覚で接してくる人はあまりよくない。仲良くなればまたそれは別の話だが、まずはお客様として、きちんとした接し方ができている人を選んだほうがいい。

睡眠に関して私が実践しているのは、毎回、食事の後に必ずちょっと寝ることだ。

私の経験から言って、トレーニングをしている人は1日8時間くらい寝るのが理想だ。

まず、筋肉をつくる目的でトレーニングをする場合、トレーニング前にはごはんやパンなどの炭水化物を食べて、エネルギー源を補給しておくことだ。

成功する人たちは、自分がなぜトレーニングをするのかという目的が明確で、どこに向かって進めばいいかを理解している。だから辛い筋トレには耐えることができ、気持ちがぶれない。これが成功する人たちの最大の特徴だろう。

第1章 筋肉はビジネススキル
第2章 目的は「続ける」こと
第3章 トレーニングの原理原則
第4章 トレーニングの常識・非常識
第5章 トレーニングがうまくいく人、いかない人
第6章 食事と睡眠の質を上げる
第7章 フィットネスクラブ、トレーナーはどう選ぶ?
第8章 できる人のトレーニン
第9章 筋トレで学ぶ成功法則

仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか (幻冬舎新書)

仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか (幻冬舎新書)