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第3669冊目 福祉リーダーの強化書: どうすればぶれない上司・先輩になれるか
④何があったのか、事実関係の把握を最優先する。「いつ」「どこで」「どのような状況で」「何があったのか」「その出来事に対し、当該職員はどのような行動をとったのか」「行動の結果、どうなったのか」といった点の把握に努める。
⑤何があったのか、事実(出来事の経緯)を把握した後に、その事実をどうとらえているか、当該職員の思いを確認する。
⑥振り返った結果、反省の弁を表明した場合は、非を認めたことに関して感謝とねぎらいの言葉をかえる。
⑦そのうえで、同じような失敗(不適切な対応)を繰り返さないようにするために、今後どうするのか、本人の見解を確認する。
⑧本人が実効性の高い再発防止策を示した場合は、ねぎらったうえで、防止策に沿った行動をするようアドバイスする。不十分なところがある場合は、どうすれば、不適切な行為を払拭することにつながるか、リーダーとしての見解を伝える。
これらのポイントを踏まえた面談の例を紹介する。人を正しい方向に導き育てることができる、注意上手なリーダーになるために、ぜひ参考にしてほしい。