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第３６５３冊目 福祉リーダーの強化書: どうすればぶれない上司・先輩になれるか
-変化への第一歩は常に自分から始まる
他者とよい関係を作っていくためのアプローチは常に自分から始まる。他者との関係がうまく築けないとき、相手に原因を求めるのではなく、自分自身が他者から厚い信頼を得る人になるべく行動を起こす。福祉の職場で働く場合も、同様のアプローチが必要不可欠だ。他のメンバーとよい関係が作れないとき、他者に原因を求めるのではなく、自分の他者との関わり方をまず点検する。その結果、あらためるべき点が確認できた場合は、自己変革に取り組んでいくようにする。
業務内容の改善を図る際も、こうした姿勢を貫く。うまくいかない原因を他者に求めようとしない。まずは、自分自身の業務に対する取り組み方を精査し、必要があれば、即座に改善に向けて行動を起こす。そのうえで、他者にアプローチをかければ、よいアクションが得られる可能性が極めて高くなる。抵抗感なく、改善への提案を受け止めてもらえるようになる。
