第3446冊目 できる人の仕事の基本ワザ大全―――時間管理から人間関係、発想術まで、今日からすぐ使える! (知的生きかた文庫) 幸運社 (編集)

 

 

 

 

-机の整理整頓は、仕事の速さに直結する

 

 

机を片づける際にお勧めしたいのは、まずは自分の席から離れ、ほかの日尾tの机と見くらべてみることです。こうすると、片づけることの必然性をひしひしと感じるでしょうし、どこをどう片づければいいのかも参考にできます。

 

 

自分の問題点に気づいたら、大きな段ボールを用意して、机の上にあるものをいったんすべて入れてしまいましょう。まず、机の上にあるものをなくすのです。

 

 

それから、机の上に置くものの選別に入ります。このときに大切なのが「使える・使えない」を選別の基準にしないこと。それでは、ほとんどのものがまた机の上に戻ってしまいます。そこで、「1ヶ月以内に使ったどうか」を基準にして選別してみましょう。

 

 

パソコンや電話は毎日使うので当然、机の上に戻しますが、マジックペンやマーカー、定規などは、引き出しに移動します。

 

自分で勝ったもので、「1ヶ月以内に使っていない」ものがあったら、躊躇なく捨てること。同僚が「欲しい」と言えば譲ればいいのですが、「もったいないから取っておく」のは厳禁です。そんな未練が仕事の効率を下げると自覚してください。

 

 

理想は、机の上にあるのはパソコンと電話だけの状態です。そこまで到達するのは片づけ上手の人でも急には難しいかもしれまんが、習慣にして、少しずつ理想の状態に近づけていきましょう。

 

 

資料の場合、不要かどうかは「半年以内に使ったかどうか」で判断します。たとえ重要そうに見える資料でも、半年以上見なかったら「自分には不要」と判断すべきです。「手もとに置いておけばいつか使える」と考えると、いつまでたっても整理整頓はできません。