第799冊目 モテる技術 デイビッド・コープランド/著 ロン・ルイス/著 大沢章子/訳

モテる技術 (ソフトバンク文庫)

モテる技術 (ソフトバンク文庫)

目次


女性にモテたいあなたへ
モテる男になるには
パーソナル・スタイル―服装と自信
どこで女性に出会えるか
失敗しない声のかけ方
恋の語り方速修コース―彼女をコロリと参らせて、ベッドに連れ込む方法
プレ・デート
勝負デート
交際成立―初めてのキスからその先へ
ベッドで理想の男になるために〔ほか〕


「思い出の品なの?」と尋ねてみる


ブルースは、お気に入りのコーヒー・ショップにいた。席までコーヒーを運んでてきくれたのはサンディという赤毛のかわいい女性だ。二〇代前半で、おそらく地元の大学の学生だろう。ブルースは、サンディが珍しいネックレスをしているのに目をとめよう。インドあたりのアンティークな品物だと思われる。


「あれ、素敵なネックレスだね」


とブルースはサンディに話しかける。


「思い出の品なの?」


質問されたのをきっけに、サンディを 切ったように話し始めた。どんなふうにしてインドへ行ったか、そしてそこで彼女の人生にとって非常に意味のある体験をし、そのときに手に入れたのがこのネックレスだということについて、三分間スピーチが始まったのだ。サンディが心を開いていろいろなことを打ち明けてくれたおかげで、ブルースはサンディが何を喜ぶのかがよくわかった。


あなたに、すべての良きことが、なだれのごとく起きますように♪


今日の声に出したい言葉


壁 に向かって一歩踏み出せる勇気があるかないかが最初の勝負の分かれ目となる。まずはこの勇気を自分の内部に養うこと。いちばんいいのは、先達の偉業に触 れ、そこから勇気のかけらをいただくのだ。さらにいうなら、可能な限り、壁を突破した本人に会いに行くことを勧める。――大前研一


編集後記



モテる技術 (ソフトバンク文庫)

モテる技術 (ソフトバンク文庫)