第767冊目 話し方を変えると「いいこと」がいっぱい起こる! 植西聰/著

話し方を変えると「いいこと」がいっぱい起こる! (王様文庫)

話し方を変えると「いいこと」がいっぱい起こる! (王様文庫)

目次


1 「いい言葉」は、夢のようなビッグな幸運を―おもしろいほど引きよせます!
2 一瞬にして、人気もチャンスも集まる!―“チャーミングな心づかい”
3 初対面で好かれる人は、断然違う!―自然に、確実に!好感度アップする秘訣
4 ひまわりのように明るく!―相手の“弱さ”を受けとめる
5 ただの知り合いから“特別な存在”に―変わることを約束します!
6 “つまらないトラブル”を避けるために―知っておきたいルール
7 いつまでも“最高に仲のいいふたり”―でいられる秘訣
8 今すぐ一段上の世界に行ける!―ランクアップできる“自分の磨き方”
9 もっと!たくさんの人から、大好きな人から!―あなたは必ず愛されます


自分から、心を開くのがコツ


気になる彼のことをもっと知りたいけれど、まだ立ち入ったことを聞ける恋人同士でなかったり、彼があまり自分のことを話さないタイプだったりするなら、あなたのほうから彼に、プライベートな話をするのはどうでしょう。


彼は、あなたの意外な一面を見せられることで、少なからずあなたのことを意識するようになりますし、あなたが心を開いている様子に刺激され、彼のほうも自分の話を始めるかもしれません。


「昨日の夜、近所のイタリアンレストランでピザを食べたら、これが絶品っだたんですよ。私はピザに目がないので、2枚も食べて……とっても幸せでした」


いつもは必要最低限の話したしなかった相手と、そんな話しをすることができればふたりは親密な関係に近づいているはずです。


彼の話を聞いて、何か思い当たることがあったら、それに関連する自分の具体的な体験を話すのもいいでしょう。彼の話に関連した話をするのは、彼の話を熱心に聞いているという気持ちの表れなので、好意的に受けとられます。


「この人は、僕の話をこんなに興味をもって聞いてくれていたんだ」と、彼はうれしい気持ちになるでしょう。


たとえば、彼とデート中、彼が自分の体験談を話してくれたなら、あなたは、「そうだったの」「それは大変だったわね」という感想をはさみながら、「私も同じような経験があるのよ」と、自分の話をうまくからめていきましょう。


そのときに、こうつけくわえるのがポイントです。


「ほかの人には言わないでね。あなただけだから、話せるのよ」


「恥ずかしいな。いつもはこんなこと、誰にも言わないのに」


この一言で、ふたりの間には、秘密を共有したようなワクワクした気持ちがわいてきます。お互いを特別な存在として意識するようになるものです。それが失敗話のたぐいたら、相手はより一層、あなたに親しみを感じるはずです。


あなたに、すべての良きことが、なだれのごとく起きますように♪


今日の声に出したい言葉


「第一印象の良し悪しは、ほとんどが見た目です。ファッションコー
ディネーターがつけば、自分の性格に関係なく、とりあえずは華や
かに見えるようになるでしょうけど、やはり口を開いた瞬間に、人
工的に作り上げてきたすべての印象が、急落してしまいます」――藤本篤志


 

編集後記




話し方を変えると「いいこと」がいっぱい起こる! (王様文庫)

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