第280冊目 脳が良くなる耳勉強法 聴覚マネジメントで人生が変わる /上田渉/〔著〕

脳が良くなる耳勉強法

脳が良くなる耳勉強法

「勉強とは、自分が幸せになるためにするもの」

重用だと脳が判断するには「情報が複数回入力されること」や、「色々な感覚から情報が入力されること」が必要。

「情報は、言語だけでなく、視覚的なイメージも合わせて記憶することで、想起されやすくなる」

記憶したい情報に関する問いかけに自分の言葉で回答することで、それを関連情報として記憶することを「自己生成精緻化」といいます。

難しい文章に出会った時は、最初は文章を朗読することから行い、慣れてきたら、頭の中で音読するイメージをする(つまり音韻表象を使って黙読する)のです。

思考を広げたい場合は、目を閉じて集中して聴くのが一番です。

本を何回も読むと目が疲れますが、オーディオブックは受動的に聴けるので、目で読むほど疲れません。


うまい話し方の人の会話を記憶し、そのまま頭の中で再現します。その会話を真似して自分も同じように話してみるのです。話し方のテンポやリズム感の共通部分に着目して真似をしていくと、上達が早いです。

第1章 私たちは五感で勉強している(何のために勉強するのか?
勉強の「4つの要素」
なぜ聴覚が勉強の役に立つのか)
第2章 音で脳の個性を活かす(脳の個性を活かす勉強法とは
脳の機能を知る
ディスレクシアに学ぶ脳の学習プロセス
自分の得意な感覚を活かす)
第3章 耳勉強法を始めよう(耳勉強法とは「聴覚マネジメント」
耳勉強法5つのメリット
耳勉強法の基礎知識1-オーディオブックの種類
耳勉強法の基礎知識2-オーディオブックの聴き方

耳勉強法の基礎知識3-耳勉強法のテクニック
言語能力を鍛える耳勉強法
「すき間時間マッピング」で耳勉強の時間を見つける
耳勉強法の達人たち)
第4章 耳勉強法を実践しよう(MP3プレーヤーを手に入れよう
目的に応じたオーディオブックサービスを選ぶ
ソフトウェアをそろえる)
付録 著者がおすすめするオーディオブック(日本語オーディオブック編
英語オーディオブック編
ラジオ番組編
ポッドキャスト編)

脳が良くなる耳勉強法

脳が良くなる耳勉強法