第248冊目 最短で結果が出る超仕事術 著者/訳者名 荘司雅彦/著

最短で結果が出る超仕事術 (講談社BIZ)

最短で結果が出る超仕事術 (講談社BIZ)

私の知る限りでも、「決断」は、ほとんどの場合、遅らせれば遅らせるほど事態を悪化させるものです。

仮説は先入観は、最初はとりあえずしまっておいて、とにかく相手の話を聞くべきでしょう。

私は、靴だけは値段やブランドを考えずに、機能性で選んでいます。

私の一ヶ月の書籍代は、優に10万円を超えています。その代わり、昼食は毎日、セブンイレブンのサンドイッチ1パックです。

「約束を守る」のは人間として当然のことですが、実は、約束を守っている人の方が少ない。素直に言って、私はこう思います。

自分がやっていることは、はたして本当に成果につながっているのか?
成果につながっているとしても、最短距離をはしっているか?

「見返りを期待することなく喜んで与えることによって、自分も相手も幸福になれる」

困難だと思っていても、着手されしてしまえば、ほとんどの場合は何とかなるものです。

「着手さえしてしまえば、仕事の半分は終わったようなものだ」

個人的な経験として、そういうよくない人相の人が関わる仕事は、あまり順調に進むことはありません。

合う人の服装を見れば、あなたを大切なビジネス上の相手と考えているかどうか、おおよその見当がつきます。

新入社員が「2着でいくら」といった格安のスーツを着ているのはかえって好ましい印象を与えますが、たとえば大企業の経営陣に入っているような人などは、面倒でも、ある程度以上の値段のスーツを着用するべきでしょう。

人間の第一印象というものは、一般に考えられている以上に相手に影響を与えるものです。ですから、初対面のときは特に服装に注意するべきでしょう。

ビジネスシーンで、特に交渉時などのときは、胸からやや低めの声(チェスト・ボイス)を出すようにして、普段よりも若干スピードを落とすくらいで話すと効果的です。

私の知るかぎりでも、「決断」は、ほとんどの場合、遅らせれば遅らせるほど事態を悪化させるものです。

常に「最悪のシナリオ」を念頭に置いておく必要があります。縁起でもないことを書くようですが、実際には、「最悪でもこのくらいだ」という事態を予め想定していた方が、決断も撤回もすばやくできます。

ようするに、ある程度の見込みが立てば、どんどん「即決」し、ダメだと思ったらすぐに「撤回」と「フォロー」を繰り返して損害を最小限に抑えていく。それこそが、結果として大きな成功に至るやり方です。

いつも相手の立場に立って物を考えるクセをつけ、相手がどう考えているかをしっかり想像できる力を持っていれば、もっとマトモな営業ができるはずです。

「話の内容よりも声が大事」

第1部 広く、細かく情報を処理するのがすべての基本だ(「急がば回れ」の習慣が差をつける
厄介な仕事から片づけよう
スケジュール管理はローテクがベスト
ワーキングスタイルのない人に成果は出せない
個別の情報帳を作ろう)
第2部 効率と長期的視野を重視してアクションを起こせ(スピードで稼ぐことを忘れるな
相手の立場に立って考える癖を身につけよう
仕事の山は前倒しに崩せ
仕事に「パレートの法則」は当てはまらない
書類はコア部分だけを読んで処理しよう)
第3部 心理を読み、人間関係を制する人が勝者になる(「自分でやる仕事」と「人に任せる仕事」をきっちり分けよう
「自称プロ」ではなく「本当のプロ」をめざせ
会議は2種類に分けて効率化せよ
「哀しきイエスマン」に気をつけろ
人脈の力を信じるな)

最短で結果が出る超仕事術 (講談社BIZ)

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