第207冊目 死ぬときに後悔すること25 1000人の死を見届けた終末期医療の専門家が書いた 著者/訳者名 大津秀一/著

死ぬときに後悔すること25

死ぬときに後悔すること25

私としては40代を超えたら年に1回くらいPETをしてみるのもよいのではないかと思う。

私からの最初の提案は、健康なうちから健康を大切にすること。

人の一生は、実にあっという間のものである。

おそらく日本人は真面目すぎる。もう少し肩の力を抜かないと息が詰まる。そしてもう少し自由に生きるとよいと思う。見えない鎖に縛られすぎている。

転職したいなら、今すべきである。

新しい恋に生きたいなら、今すべきである。

世の中に名前を残したいなら、今からすべきである。

夢を思い続けている限り、それはかなう可能性がある。諦めてしまえば、可能性はゼロである。けれども諦めなければ、ゼロにはならないのである。

人の言葉を素直に受け入れる。

旅行はできるうちにしておくほうが良い。病んでからの旅行はそんなに簡単なのではないのである。末期ともなれば、なおさら大変だ。

あと若者に対して言いたいのは、本当の、記憶に残るような恋愛をしてください、ということだ。

愛する人に「ありがとう」と伝えておくこと。

第1章 健康・医療編―死ぬときに後悔すること1
第2章 心理編―死ぬときに後悔すること2
第3章 社会・生活編―死ぬときに後悔すること3
第4章 人間編―死ぬときに後悔すること4
第5章 宗教・哲学編―死ぬときに後悔すること5
第6章 最終編―死ぬときに後悔すること6

死ぬときに後悔すること25

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