第3552冊目 入社1年目の教科書 岩瀬大輔(著)

 

 

 

入社1年目の教科書

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-「早く帰ります」宣言する

 

 

帰るときのあいさつにも触れておきましょう。

 

 

「お先に失礼します」

 

 

朝のあいさつを同じように、大きな声で言うことはもちろんですが、ここでは少し違った観点から、帰るときのあいさつを考えてみましょう。

 

 

就業時間後にプライベートの予定が入っていたとします。のときは、早く帰りたいとは言い出しにくいものです。だからといって、帰る間際になって急にグズグズ言い出して、急に仕事が止まってしまう事態は避けなければいけません。

 

 

正直に言えばいいのです。ただし、ルールだけは守ってください。

 

 

仕事は、予測可能性がすべてと言っても過言ではありません。早く帰りたいのであれば、できるだけ早く伝えるべきです。

 

 

「この日は恋人の誕生日なので、申し訳ありませんが、この日だけはどうしても7時に帰らせていただけますか」

 

 

はっきり言われれば、上司や先輩も尊重してくれるはずです。たとえば、1ヶ月前に言われていれば、調整できない理由はないはずです。どうしてもその日は残ってもらわなければ困るという場合には、あらかじめそう言われます。その返答次第でプライベートの予定をうまくやり繰りしてください。