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第3427冊目 90秒で好かれる技術 単行本(ソフトカバー) ニコラス・ブースマン (著), 中西 真雄美 (翻訳)
-7つの質問で、あなたの外見をチェックする
あなたの今の外見は、ちゃんとあなたを語ってくれているだろうか? あなたの職場でのイメージは、あなたが望んでいるものだろうか? ここに7つの質問を用意した。ビジネスの場での着こなしについて、自分自身に問いかけてみよう。
①プロらしく映っているか?
細部に気を配ることで、プロらしく見えるものだ。プロらしく見てたら、プロ意識がもてる。シミひとつない清潔なシャツを着ることが企業戦士の証といった企業文化も、多く見られる。
また、単色使いはもっとも洗練された着こなしである。ジョルジオ・アルマーニはこの方法で成功者をつくってきた。同じ色の濃淡を着ていると落ち着くものだ。
②身だしなみが服に合っているか?
髪は清潔できちんとカットされているか? 爪は切りそろえてあるか? 香水やコロンの香りはきつすぎないか、体臭は大丈夫か? 副流煙のにおいでさえもあなたのイメージをぶち壊すことを覚えておこう。
③服の手入れは行き届いているか?
細部に気を配るのがカギ。服にきちんとアイロンがかかっているか? シミや糸のほつれ、取れかかったボタンはないか? 靴は磨いているか? その服を着てテレビに出て、クローズアップされても平気かな?
④流行遅れでないか?
ほかのものより流行お遅れになるのが早い服もある。流行に左右されにくいロードローブ――カシミアのセーターや濃紺のスーツなど――で安全策をとるか、それとつねに流行に乗りつづけるか。最新のファッションで身を固めようと思うなら、頻繁に手持ちの服を取り替える覚悟をしなければいけない。ビジネスの場で流行遅れの服を着ていたら、あなた自身が時代遅れになってしまうだろう。
⑤靴は正しいメッセージを伝えているか?
異性を見るとき、最初に目が行くのは足もとだ。靴のかかとがすり減っていたり、びひが入っていたり、汚れていたり、流行遅れだったりしていないか? その日の服装と合っているか? 自分らしさを表現しているか? 私の赤い靴は、実直なスタイルに遊び心をプラスしてくれた。
⑥服装が派手すぎて相手の目を奪っていないか?
派手な服装に気を取られたり圧倒されたりして、相手があなたの考えに集中できなくなっていないか? あなたの服装は全体としてどんなメッセージを相手に送っているだろう?
⑦服装がフィットしているか?
あなたの服は身体にフィットしているか? サイズが問題なのではない――フィットしているかどうかが問題なのだ。あなたの着こなしや全体のイメージは、あなたのパーソナリティと一致しているだろうか?