第3049冊目 人の印象は3メートルと30秒で決まる―自己演出で作るパーソナルブランド 江木 園貴 (著)


  • 立ち止まって挨拶をする


これは、よく新入社員のセミナーで教えていることですが、会社の内外にかかわらず、見知った人とすれ違ったときは、必ずいったん立ち止まって、相手のほうに向き直って挨拶をしましょう。相手に敬意を払っていることが伝わり、「礼儀正しい人だ」という印象が残ります。


特に、まだ社会経験の浅い若い世代の人は、相手に声をかけられたら、自分のやっている作業の手を完全に止めて、相手のほうに向き直り、「はい、なんでしょうか? うけたまわりました」と聞く態度を見せると、誠実さをアピールできます。


上司など、目上の人に呼ばれた場合は、メモを持って立ち上がり、その人の隣に行って要件を聞くことです。何か作業をしながら、顔も上げずに返事だけをする姿勢は、いただけません。