第904冊目 人の印象は3メートルと30秒で決まる―自己演出で作るパーソナルブランド (祥伝社新書 105) [新書]

江木 園貴 (著)

相手が自分の話しかしない場合は、退屈に感じても、まずは辛抱強く最後まで話を聞くことが大切です。長いと感じても、まずは3分間相手の話を聞くことに徹してください。3分程度話せば、相手は満足を覚えます。たった3分ですから、まずは相手の話を興味を持った姿勢で聞けば、あなたは何も語らずして信用を得ることができます。

感じのよい会話ができる人は、いかに相手に合わせられるかに重点を置いています。相手が話しているときに、「そうですよね?」「そででどうなったのですか?」など、相手が乗って話し続けてしまうような、架け橋になる言葉を使い、会話がスムーズに流れていくようコントロールしているのです。ステップアップを目指す人は、まず自分の「人の話を聞く態度」をかえりみることから始めてください。