第2437冊目 できる人の仕事のしかた リチャード・テンプラー (著)
- 作者: リチャード・テンプラー
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2012/12/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 変化し、成長し続ける人になる
ほとんどの人は、仕事があるということだけで満足している。そして飽きもせず、何年も同じ仕事を繰り返している。
しかしあなたは、今仕事があるだけで満足するような人物になっていはいけない。
今の仕事は目的を達成するための手段でしかない。昇進する、もっとお金を稼ぐ、人脈を築く、経験を積み、いつかは独立する――。目標は人それぞれだろうが、とにかく自分の夢のリストを実現するために、あなたは仕事に取り組むのだ。仕事中の行動はすべて、一歩先を見据え、さらに上を目指す計画を動かす歯車の一つにすぎない。
もちろん、仕事は誰よりもきちんとこなさなければならない。
周りの同僚たちは、昼休みを心待ちにしたり、午後の仕事をどうやってサボるかを考えているかもしれにが、あなたは違う。計画を練り、やるべきことを着実に実行する。
理想を言えば、昼休みまでにその日の仕事を終わらせておきたい。そうすれば午後の時間が自由になる。その時間で、自主的に提出するレポートを書いたり、部署の全員が仕事の能率を上げるための方法を考えたり、会社の業務の流れや歴史についてさらに理解を深めたり、昇進のための勉強ができる。
もし昼休みまでに仕事を終わらせることができないのなら、仕事中の隙間時間に取り組むようにしよう。与えられた仕事をこなしていれば十分だという考えは、今すぐ捨てるのだ。
あなたの目標は昇進かもしれないし、または違う何かかもしれないが、とくかく自分の目標を一つの「動くもの」としてとらえることが大切だ。
人は同じところにとどまっていてはいけない。動き続けなければ、停滞するだけだ。動くことが好きにならなければ、根が生えるようにじっとしていることになる。
動き続ける人になろう。どっかりと腰を下ろして何もしないような人生とはおさらばだ。