第2182冊目 ユマニチュード入門 本田 美和子 (著), ロゼット マレスコッティ (著), イヴ ジネスト (著)


ユマニチュード入門

ユマニチュード入門

  • 触れる技術


一定の重みをかけて触れます。軽すぎるタッチでは性的な含みをもってしまったり、「触りたくないものに触っているんだ」というニュアンスが醸し出されてしまいます。


「これからあなたにとっていいことをしますよ」というポジティブな雰囲気で。


最初は顔・手・陰部の近くを避けて手を置きましょう。


触れるときは飛行機が着陸するイメージで。手を離すときは離陸のイメージで。このようにすると皮膚の緊張が解けます。なおケアの最中は、どちらかの手が常に触れていることが理想です。


指先だけでなく、手のひら全体で触れましょう。指は閉じず、開きましょう。指を開くことで相手に接する面積をさらに広くすることができます。閉じていると拒否的な感じを与えてしまいます。