第1943冊目 メンタリズム 恋愛の絶対法則 [単行本(ソフトカバー)] メンタリスト DaiGo (著)
- 作者: メンタリスト DaiGo
- 出版社/メーカー: 青春出版社
- 発売日: 2012/07/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- メールは相手の文面にマッチングさせるのが基本
絵文字をまるで使わないあなたに、いつかカラフルな絵文字でメールを書いてくるクラスメートのA君。
あなたは受け取るたびに、「なーんか頼りないんだよね、彼」と脱力感に襲われます。
一方、送り手であるA君は、あなたにアピールしたくて一生懸命。その手段が的外れだなんて思ってもいないのです。
取引先のB氏のひそかに心を寄せるあなたは、彼にメールをするたびに緊張してしまいます。少しでも丁寧な長文メールで印象を良くしたいのです。
そんなあなたとは対照的に、1行2行のシンプルすぎるメールを書くB氏は、あなたのメールをいつも読み飛ばしてしまいます。ちょっと重荷な気さえするからです。
相手とラポールを築くには、相手と動作を合わせるマッチングが効果的だとSTEP1で書きました。コミュニケーションの手段として、最近は電話より頻繁にやりとりされているのがメールなら、ここでもマッチング効果を狙ってください。
合わせるのは、書き方(1行あきでスペースの多い体裁なのか、20文字ぐらいで切ってきれいに揃えているのか。改行せず一気に書くのか)、語尾、文体、全体の長さです。
文頭に「○○様」「○○さん」と始めるなら同様に。私の知り合いには「○○さんへ」と書く人がいますが、そういう人には「○○さんへ」と返したほうがいいというわけです。
携帯電話なら、絵文字を使うか使わないのか。どんな絵文字を使うのか。
文体も、カジュアルな口調ならなるべく合わせたほうがいいですが、そこは極端にくだけすぎず、普段の自分近い言葉を選んでもいいでしょう。
普段、めちゃくちゃ真面目で渋い人が相手に合わせて「ありがとー」といきなり口語を使ったら、それはそれで、相手を驚かせる驚愕法としてはありかもしれないですが……。
女性から恋愛の相談をされるときによく思うのですが、メール自体が面倒くさいという男性はけっこういます。「そうだね」「了解」「わかった」などのひと言あ、1行か2行で返す人も意外と多いというものです。
そういう人とマッチングしようとどんなに頑張ってメールでアタックしても、無理ですからあきらめたほうがいいでしょう。長々書いてはかえって逆効果です。
事務的なメールしか送らない相手だったら、予定をそれこそ事務的に決めてしまい、会ってから勝負という方向に持って行ったほうが成功率は高いです。
逆に、会うと無口だけどメールになると積極的にしゃべってくれるという相手なら、予定を決めたり、相手を褒めるのはメールのほうが絶対に効果的です。
相手の出方に合わせるのが基本です。