第121冊目 トニー・ブザン頭がよくなる本 日本語第3版 著者/訳者名 トニー・ブザン/著 佐藤哲/訳 田中美樹/訳

トニー・ブザン 頭がよくなる本

トニー・ブザン 頭がよくなる本

  • 子供が読み方を習っているとき、よく指で読んでいる語句をなぞることがある。私たちは長い間これを間違ったことだと思い込み、子供たちに指をページから離すように教えてきた。今では、間違っていたのは子供たちではなく私たちのほうであることがはっきりしている。指を離しなさいと命ずるかわりに、その指をもっと速く動かし手ごらんと言うべきなのだ。手のせいで目の動きが鈍ることなどまったくない。それどころか、手で補助することよってすらすらとリズミカルに読む習慣が身につくのだから、その付加価値ははかりしれない。
  • 講義にしろ、本を読むにしろ、マスメディアを利用するにしろ、2時間以上にわたって学習する場合には途中に休憩を何度かはさむようにするほうがよい。
  • ノートを取る際に重要なのは、内容であって外見ではない。「きれい」にみえるノートは、情報という観点からみれば「きたない」のだ。
  • 学習の直後に復習したあとも、計画的に繰り返し復習することが大切だ。復習計画には、記憶の章でのべたように、記憶のしくみに照らして作ると効果的だ。


目次

第1章 『トニー・ブザン 頭がよくなる本』の話―不可能な夢、エドワード・ヒューの逸話
第2章 すばらしい頭脳
第3章 人間の脳はどのように抑制されてきたか
第4章 もっと速く能率よく読む方法
第5章 記憶
第6章 マインドマップ―ことばと思考の性質についての序論
第7章 マインドマップ―自然の法則
第8章 マインドマップ―高度な作成法と利用法
第9章 マインドマップによる有機的学習法
第10章 新たな方向性

トニー・ブザン 頭がよくなる本

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