第714冊目 できる人は知っている頭のいい勉強法 箱田忠昭/著

できる人は知っている 頭のいい勉強法

できる人は知っている 頭のいい勉強法

目次


第1章 この勉強法で夢をかなえる
第2章 できる人は人生目標を持っている
第3章 できる人のやる気を高め、持続させる方法
第4章 英語のプロになれる勉強法
第5章 できる人の記憶力を高める方法
第6章 できる人の効率をよくする勉強法
第7章 できる人の勉強時間をつくり出す方法
第8章 人に差をつける勉強の秘訣


忘れないための三つの方法


では、どうしたら忘れないでいられるでしょうか?


それには三つの方法があります。


一つ目は、当たり前のように思われるでしょうが、「反復」です。繰り返したら忘れにくくなります。


人は同じことを六回聴くと覚えてしまうそうです。最低六回、これが忘れるのを防ぐ回数です。


「この経営の本、いいこと書いてあるなあ」と思っても、一回読んだだけでは不十分で、忘れてしまいます。六回繰り返す。それだけやって記憶に定着します。


二つ目は、「学習直後の復習」です。


これが、記憶の定着率を高めるためのルールといってよく、エビングハウスの調査でも実証されています。


忘却率は、学習一時間後にグンと上がるので、学習直後に復習しておけば、記憶の定着率は高まります。


そして三つ目は、「翌日の復習」です。これを「spaced repetition(間をおいた繰り返し)」と言っています。


これをやっておきますと、何と半分以上忘れてしまうものが、八割前後まで覚えているのがわかっています。

  • 繰り返し
  • 学習直後の復習
  • 間をおいた復習

この三つを徹底しておくことで、忘れることを防げます。


どうせ同じ時間をかけて勉強するのでしたら、忘れない工夫をしましょう。


あなたに、すべての良きことが、なだれのごとく起きますように♪


今日の声に出したい言葉


「もしあなたが十分な大きな『なぜ』を持っていれば、『どのように』というプロセスはどんなに難しいものであっても耐えることができる」――ビクター・フランクル


 

編集後記




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