第3709冊目 福祉リーダーの強化書: どうすればぶれない上司・先輩になれるか 久田則夫(著)

 

 

 

 

 

業務に一切関係ない職員のプライベートを根掘り葉掘り聞くような行為は、聞き方や聞く際の態度によっては、人権侵害行為(ハラスメント行為)をみなされるケースがある。部下や後輩のプライベートに不用意に立ち入らないよう心がけなければならない。

 

 

リーダーシップを発揮する立場になったら、リーダーとして何を他の勝因と休養する必要があるか、リストアップし、整理する作業に取りかかる。続いて、情報共有がスムーズに行くようにするためにどうすればよいか、具体的方法の確立に向けて知恵を絞る。

 

 

部下や後輩が自分の指示を理解してくれないという事態に直面したときは、相手を責めるという姿勢を示すのではなく、指示の出し方に問題がないか、まずは振り返る姿勢をもつ。

 

 

自分の指示の出し方、すなわち、伝え方に問題があることがわかった場合は、理解につながるようなコミュニケーションの工夫をする。具体的には、指示を出す前に、何を伝えたいか、なぜそれを伝えたいと思っているのか、確認する。そのうえで、「何を」「何のために」「いつからいつまでに」「どのような手順や方法で」などを意識しながら、伝えるようにする。