第3047冊目 人の印象は3メートルと30秒で決まる―自己演出で作るパーソナルブランド 江木 園貴 (著)


話し方の態度の「相槌を打つ」の項目でも触れましたが、大きく頷きながら話を聞くことは、「あなたを受け入れています」という意思の表れとなり、相手に「懐の深い人だ」と感じさせることができます。


あまりにもやりすぎると偉そうに見えてしまう場合もありますから、頷く大きさには強弱をつけて、肯定的な相槌と一緒に相手の話を聞いていれば、あなたの懐の深さは十分に演出できます。


まずは自分の聞き方を振り返り、その頷き方を鏡に映してみましょう。


顔だけを細かく上下に動かす人もいれば、まったく頷かない人もいるでしょう。鏡を見て、頷いてみると、ふだん自分がどのように頷いているかがわかるのです。そうして誰かを会う際は、自分の頷き方を意識してみてください。「なるほど」や「そうですね」と肯定の相槌と一緒にゆっくりと頷くと余裕が感じられます。