第2492冊目 人の印象は3メートルと30秒で決まる―自己演出で作るパーソナルブランド 江木 園貴 (著)


  • 懐が深く見える聞き方→大きく頷きながら話を聞く


話し方の態度の「相槌を打つ」の項目でも触れましたが、大きく頷きながら話をきくことは、「あなたを受け入れています」という意思の表れとなり、相手に「懐の深い人だ」と感じさせることができます。


あまりにやりすぎると偉そうに見えてしまう場合もありますから、頷く大きさに強弱をつけて、肯定的な相槌と一緒に相手の話を聞いていれば、あなたの懐の深さは十分に演出できます。


まずは自分の聞き方を振り返り、その頷き方を鏡に映してみましょう。


顔だけを細かく上下に動かす人もいれば、まったく頷かない人もいるでしょう。鏡を見て頷いてみると、ふだん自分がどのように頷いているのかがわかるでしょう。そうして誰かと会う際は、自分の頷き方を意識してみてください。「なるほど」や「そうですね」と肯定の相槌と一緒に、ゆっくりと頷くと余裕が感じられます。