第3433冊目 90秒で好かれる技術 単行本(ソフトカバー) ニコラス・ブースマン (著), 中西 真雄美 (翻訳)

 

 

 

90秒で好かれる技術

90秒で好かれる技術

 

 

 

-目の前の相手に意識を集中する

 

 

会話では、相手とのつながりを維持するために、声とともにボディ・ランゲージも使って、あなたが相手の話を理解していること、相手に興味をもっていることを示すことが大切だ。

 

 

おしゃべりが下手な人の典型は、会話中けっして相手の目を見ず、相手の肩越しに、より大きな取引ができそうな重要人物はいないかとつねに探している。そして、誰かにつかまると機嫌が悪くなるタイプだ。

 

 

おしゃべりの達人は、今目の前にいる人の目を見て、しっかりと話を聞き、つねに相手に意識を集中している。親密感を育て、それを維持していくことで、相手を大切に思っている気持ちが相手に浸透するのである。

 

 

つねに好奇心を全開にしておこう。質問を投げかけ、関わりをもちつづけ、なんとか相手の口を開かせて、相手がどんなことにワクワクし、何をきっかけに行動を起こすのかを見わめよう。

 

 

相手の夢は何だろう? 現在の夢は? 子どもの頃の夢は? 夜遅くまで起きているのは何をしているときだろう? あなたの上司が夜遅くまで夢中になっているのは何なのか、同僚のなかで野心的なのは誰なのか、現状に満足しているのは誰なのかを知れば、どれほどあなたの役に立つかわからない。