第3258冊目 家族のためのユマニチュード: “その人らしさ”を取り戻す、優しい認知症ケア  イヴ・ジネスト (著), ロゼット・マレスコッティ (著), 本田 美和子 (著)


家族のためのユマニチュード: “その人らしさ

家族のためのユマニチュード: “その人らしさ"を取り戻す、優しい認知症ケア

  • 立つ


ご自宅では歩いていたのに、肺炎などで入院し、退院したときには歩けなくなってしまったといことは、残念ながら珍しいことではありません。ベッドの上で一日中過ごすと、脚や体の筋肉を使う機会が減ってしまいます。ベッドの上で3週間過ごすと40パーセントの筋肉が失われてしまうという報告もあります。このような状況を避けるためにできることはただ一つ、「筋肉と骨を使うこと」です。具体的には、体を起こすこと、もし可能であれば、立つことです。