第3071冊目 最短で成果★超仕事術 荘司 雅彦 (著)


最短で成果★超仕事術 (中経の文庫)

最短で成果★超仕事術 (中経の文庫)

  • トライと失敗を繰り返して成功に近づこう


彼らの最大公約数的共通点は、大筋をつかんだうえで、大胆な仮説を打ち立てたら即トライし、もし仮説が間違っていたら再度また別の仮説を立ててトライするという方法を用いていたことでした。


若いころの私は(今も若いつもりですが)、何からしらのアクションを起こすまでに十分な情報を集め、それを下から積み上げていくというやり方をしていました。しかし、積み上げていった情報のなかに不良品が混じっていると、結論はもろくも崩れていまいます。


そこで、私もできる人たちの真似をして、骨太の材料から仮説をいくつか立て、そのなかで最も有望な仮説を採用し、「エイヤー!」でトライすることにしました。そして、見事に大きな成果を上げることができたのです。


それ以来、私のやり方は、大筋の情報を把握することと、そこから導かれる仮説をいくつか立てること、そして、最も有望な仮説をもとにトライし、もしうまくいかなかったら次の仮説でトライする、という方法を続けています。