第3070冊目 最短で成果★超仕事術 荘司 雅彦 (著)


最短で成果★超仕事術 (中経の文庫)

最短で成果★超仕事術 (中経の文庫)

  • 高速で何度も読み書きをする


シュリーマンの足元にも及びませんが、私自身、司法試験受験生のころには、どんどん記憶力がよくなっていき、定義や判例の重要部分をそらで言えるような時期がありました。


楽をして記憶したいのであれば、目と耳と口をフルに活用することです。目で見て、耳で聞き、口で音読する。それを、一定周期で繰り返せばたいていのものは暗記できます。


記憶する上で大切なことは、高速回転させるということです。牛歩のように少しずつ進めていくのではなく、何度も何度も高速で回転させていくことによって短時間で記憶することができます。


ちなみに、私の娘が中学受験をしていた頃、漢字の勉強は極めて短時間で完璧に記憶させました。


その方法というのは簡単で、娘が一度練習した漢字を、私がリズミカルに早口で言っていき、娘がこれまた高速で書き留めるという方法を他の勉強の合間に何度かやっていくというものでした。


1回に要する時間はせいぜい15分くらいですから、1日に3回転くらいできます。しかも、完璧に憶えたものはどんどん外していきましたから、残ったものをかたづける時間はますます短時間で済んだわけです。