第3008冊目 パーソナル・インパクト 「印象」を演出する、最強のプレゼン術 マーティン・ニューマン (著), 小西あおい(著)
パーソナル・インパクト 「印象」を演出する、最強のプレゼン術
- 作者: マーティン・ニューマン,小西あおい
- 出版社/メーカー: ソル・メディア
- 発売日: 2014/02/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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また同様に、大人数の前で話すときに、スピーチ前の状況が許せば、聴衆の人あちの中からひとりでも2人でもピックアップして、一対一で個人的に会話をしておくことをお勧めします。
話す内容は何でもかまいません。
「今日はどこからいらしたのですか?」
「楽しんでいますか?」
何でもいいのです。テレビの司会者もよくこの手法を使っていますね。スピーチをする前に、会話を交わすことによって情報収集することが重要です。
あらかじめ聴衆と会話したうえでプレゼンを始めれば、1000人の前で話す場合でも、その中の数名は事前に会話をしていて、顔も認識している、情報も持っています。そうすることで、マンツーマンの会話であると頭の中での変換がスムーズに行き、恐怖感や緊張感も薄れていきます。
そしてスピーチの前に会話した内容を、その場のスピーチの導入に使うこともできるのです。「Aさんは○○から来てくれたそうです。どうも遠いところからありがとうございます」といった感じの前振りをつければ、会場にいる大勢の人たちとコミュニケーションがとりやすくなるのです。