第3005目 パーソナル・インパクト 「印象」を演出する、最強のプレゼン術 マーティン・ニューマン (著), 小西あおい(著)


パーソナル・インパクト 「印象」を演出する、最強のプレゼン術

パーソナル・インパクト 「印象」を演出する、最強のプレゼン術


次に「声」です。リーダーの声は、エネルギーに満ちていなければなりません。


弱々しい声で指示を出されたら、部下は不安になってしまいます。とはいえ、叫んだり、甲高い声で怒鳴ったりする必要はありません。そこを間違えているリーダーがどうも多いようです。


低い声で静かに、ゆっくりと話すのが、信頼できる印象を演出する声です。そのコツは「十分な息を使い、声帯をゆるめて発声すること」でしたね。メンバーに対して重要な発言をする前には、深呼吸も忘れないでください。


また、「えーっと……」などの「声のある間」を出さないことも重要です。自信なさそうに見えてしまいます。話のあいだに、しっかりと「無音の間」をとって話せば、思慮深いリーダーとしての印象を与えられます。