第3004目 パーソナル・インパクト 「印象」を演出する、最強のプレゼン術 マーティン・ニューマン (著), 小西あおい(著)


パーソナル・インパクト 「印象」を演出する、最強のプレゼン術

パーソナル・インパクト 「印象」を演出する、最強のプレゼン術


まずは「ビジュアル」面から。


手の使い方、座り方、立ち方……。あらゆる体の使い方から、落ち着きとエネルギーを感じさせることが重要です。


特に立ち方です。リーダーの立ち姿は、第2章・トレーニング編の冒頭で練習した「強い風にも倒れない木」のようであるべきです。


ミーティングなどで座っているときも同様です。腰を椅子の後ろ深くに入れて、コアマッスルにエネルギーを込めて座るようにしてください。常にこれらのことを心がけていれば、自然とリーダーとしての信頼感や威厳がかもし出されてきます。


また「ダンサーのように手先まで意識する」ことも、トレーニング編でお伝えしました。チームのメンバーはリーダーの一挙手一投足を常に注視しています。無意識に行っている散漫な動作は不要なメッセージを発信して、誤解を生む原因にもなりかねません。


リーダーたるもの、普段は無駄な動きはせずに、いざ必要なメッセージを伝えるときに、わかりやすくアクションをつけられるよう、訓練しておかなくてはいけません。


目の動き、顔の表情も同様です。目線が泳いでいるようではリーダー失格です。話すときはちゃんとアイコンタクトをして、不用意に視線を外したりしないように心がけてください。