第3003目 パーソナル・インパクト 「印象」を演出する、最強のプレゼン術 マーティン・ニューマン (著), 小西あおい(著)
パーソナル・インパクト 「印象」を演出する、最強のプレゼン術
- 作者: マーティン・ニューマン,小西あおい
- 出版社/メーカー: ソル・メディア
- 発売日: 2014/02/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (10件) を見る
- リーダーとして信頼される作り方
あなたが何かの組織のリーダーとなって、周囲から信頼を得たい場合についてお話しましょう。
第一にあなたが考える「リーダー像」を決めることです。ひとくちにリーダーといってもたくさんの定義があります。
単純な話ですが、あなたが自分の後ろを振り向いたとき、みんなが自主的について来ていたら、あなたにはリーダーシップがあるということです。
振り向いたら誰もいなかった場合、先を急ぎすぎているかもしれませんし、みんなとは違う道をひとりだけ進んでいる可能性もあります。
リーダーというのは、みんなが見える距離を推し測りつつ、先導するのが役目です。あまりにも遠い先に言ってしまうと予言者になってしまいます(笑)。
では、どういうリーダーに対して人はついて行くのか、考えてみましょう。
明確な指示を出す人
落ち着いている人
エネルギーをくれる人
自分も信頼でき、相手も自分を信頼してくれる人
リーダーとは、信頼、強さ、ビジョン……必要とされる要素すべてをメンバーに与えられることが重要なのです。
では、具体的なテクニックに入りましょう。
リーダーはみんなを率いる責任ある立場ですから、話すことも行動も冷静沈着でなければなりません。ですから、体の動きに落ち着きが必要です。いつもあわあわと急いでいて落ち着きがなかったら、明確な指示は出せないし、メンバーに対して安心感を与えられず、リーダーーシップが感じられなくなります。