第3000目 パーソナル・インパクト 「印象」を演出する、最強のプレゼン術 マーティン・ニューマン (著), 小西あおい (著)


パーソナル・インパクト 「印象」を演出する、最強のプレゼン術

パーソナル・インパクト 「印象」を演出する、最強のプレゼン術


このトレーニングは音声だけでもかまわないので、友達との会話をスマートフォンで録音して、別れたあとにイアフォンで聞いて確認すれば、誰にも気づかれることなくトレーニングすることができますね。


とはいえ、普通の会話の中で「声を出した間」を使ってもまったく問題はありません。それはちゃんと考えて話していることのサインでもありますから、ただ、考えたそぶりをしたなら、そのあとに話す内容には気をつけなければなりません。


公式な場で話すときの間は「声を出さない間」を使いましょう。声を出さない間を使うと、とても自信にあふれている印象を聴衆に与えます。頭脳明晰でコントロールできている人間に見えるのです。


間をとることで、聞いている人たちに自分が話したところまでをキャッチアップさせる時間を与えるのです。例えばジョークを言ったとしても、相手が消化して理解するまで待たないとスルーされてしまう可能性もあります。一流のコメディアンは必ず間をとります。