第2993目 パーソナル・インパクト 「印象」を演出する、最強のプレゼン術 マーティン・ニューマン (著), 小西あおい (著)


パーソナル・インパクト 「印象」を演出する、最強のプレゼン術

パーソナル・インパクト 「印象」を演出する、最強のプレゼン術

どちらがまずその「笑顔」のボールを投げるのか。プレゼンテーションにおいては、必ずそのボールはスピーカーから投げなくてはいけないのです。


では、自分がスピーチしているときにどうやって笑えばいいのでしょう?


最初から笑顔を投げかけるのが上手な人もいますよね。


笑顔の見本といえば、招致プレゼンターの元ミズノ会長・水野正人さんの「ビッグ・スマイル」でしょう。彼の場合は、診断スケールをはみ出してしまうくらい、極端に情熱的でフレンドリーでした。水野さんあh、普段からアクションが大きく、あのスマイルで周囲を魅了してきた方です。


逆に笑顔を自ら発信するのが苦手な人にとって、プレゼンテーション中は会話をしているわけではないので、相手に対する反応して笑顔になる、というわけにはいきません。


だからこそ、自ら発信する笑顔を練習するのです。映像に撮って何度も確認して本当の笑顔になっているかをチェックするのです。


本当に相手を笑顔にしたかったら、自分から意識的に相手の反応を引き出していかなければなりません。お互いに笑わないでいると、延々と悪循環が続き、あなたの印象が「冷たい人」になってしまうだけです。