第2991目 パーソナル・インパクト 「印象」を演出する、最強のプレゼン術 マーティン・ニューマン (著), 小西あおい (著)
パーソナル・インパクト 「印象」を演出する、最強のプレゼン術
- 作者: マーティン・ニューマン,小西あおい
- 出版社/メーカー: ソル・メディア
- 発売日: 2014/02/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 顔の表情で言葉に注目させ、印象づける
では、顔全体の話に移りましょう。「表情から相手の心を読む」という行為は、皆さんも普段のコミュニケーションの中でよくしているのではないでしょうか。ですから、人の表情が印象づくりにおいて重要な要素だということは理解していただけると思います。
しかし表情を意識的につくるには訓練が必要です。例えば眉毛の動かし方でいえば、眉毛だけを動かすことは結構難しいものです。目と一緒に動かすようにすれば、眉毛も自然と動かせます。
自分を落ち着いた印象に見せたい場合には、眉毛や目はあまる動かさないほうがベターです。亡くなった方の話をするときに、顔全体の筋肉を大きく動かしながら話すのは失礼にあたりますよね。情熱的に見せたいときは、眉毛、目、顔全体まで動かしたほうがいいのです。
話の途中で表情を変化させることで、ある言葉に注目を与え、印象づけられます。
「2015年には非常に大きな可能性があります」や「この本の第3弾を出します」などの具体的な話をする際に、「2015年」や「第3弾」の箇所で、顔の表情を大きく変えるとどんな印象を持ちますか?
きっと「2015年」「第3弾」が重要なキーワードだという印象を与えるはずです。
あなたと試しみてください。