第2917目 カリスマは誰でもなれる オリビア・フォックス・カバン (著), 矢羽野 薫 (翻訳)


カリスマは誰でもなれる (ノンフィクション単行本)

カリスマは誰でもなれる (ノンフィクション単行本)


ビジョンのあるカリスマは、ボディランゲージや振る舞いを含めた態度で判断できる。人は基本的に、相手が投げかけるイメージは何でも受け入れようとする。あなたが人を鼓舞するように見えれば、あなたは何か鼓舞する要素があるのだと推測する。ビジョンのあるカリスマはほかのスタイルに比べて、外見ははるかに重要ではない。ぼろぼろの服を着ていても、ビジョンのあるカリスマを伝えることはできる。


ビジョンのあるカリスマにはメッセージ性が重要だ。大胆なビジョンを描き、そのメッセージをカリスマ的に伝える能力が必要になる。


ビジョンのあるカリスマを伝えるカギのひとつは、あらゆる疑問を振り払い、完ぺきな説得力を発揮できる状態になることだ。不確かさの影響から自分を解放するためには、責任転換や現実を書き換えるテクニックなどが役立つ。


ビジョンのあるカリスマは、熱い信念をかきたて、大々的な変化を引き起こすこともできる。しかし一方で、狂信的な信念を刺激し、破滅的な決断に誘導する場合もある。


ビジョンのあるカリスマは、周囲を鼓舞するカギとなる。創造性を刺激したいときはとくに有益だ。