第2915目 カリスマは誰でもなれる オリビア・フォックス・カバン (著), 矢羽野 薫 (翻訳)


カリスマは誰でもなれる (ノンフィクション単行本)

カリスマは誰でもなれる (ノンフィクション単行本)

  • 人々はどこにカリスマを感じか


集中力のカリスマは、本人の振るまいからだけでも判断できる。重要なのプレゼンスだ。散漫な注意力やボディランゲージを、周囲はすぐに感じとる。そのような兆候は、あっという間に集中力のカリスマをむしばむだろう。


集中力のカリスマには、言うまでもなく、集中して完全なプレゼンスを示す能力が必要だ。そのためには人の話を聞くスキルと、ある程度の忍耐力が不可欠となる。集中力のカリスマを高めるためには、2章の「プレゼンス」とエクササイズで紹介したテクニック(呼吸やつま先の感覚に集中する)で、目の前に集中する能力を磨こう。カリスマを阻害する精神的な不快感をコントロールするスキルも必要なので、責任転換や感覚を探究するテクニックも習得したい。