第2506冊目 人の印象は3メートルと30秒で決まる―自己演出で作るパーソナルブランド 江木 園貴 (著)


  • 口角を上げる運動法


笑ったときに口の両端が上がり、美しいアーチ状になっていると、いい笑顔に見えます。


口角が上がったきれいな口元の条件は、


?歯ぐきはあまり見えないこと。
?口角が左右対称に持ち上がっていること。
?上の歯が見えること。


の3点です。


歯ぐきがたくさん見えてしまうと、ガミースマイルといって品のない印象を与えます。口角が左右対称でないと、ひきつった笑顔に見えますので、下がるほうの筋肉を鍛えなければなりません。また、加齢とともに、笑ったときに下の歯が多く見えるようになります。上列の歯を見せると若々しさをアピールできますので、下の歯が見えるすぎる人は注意してください。


口角をきれいに上げて、美しく見せている有名人の一人にジュリア・ロバーツが挙げられます。彼女は、真一文字に口を大きく開いて、満面の笑みを浮かべます。彼女の笑顔には、幸せ感が漂い、明朗快活なよい印象を与えています。口に手を当てて笑う姿も、口角の上げ方と歯の見せ方がきれいなので、ハリウッド女優らしい、堂々とした印象にも映っているのです。