第2503冊目 人の印象は3メートルと30秒で決まる―自己演出で作るパーソナルブランド 江木 園貴 (著)


  • 必ず試着する


タイトルの「3メートルと30秒」の法則にも繋がりますが、買い物をするときは、必ず試着をすることが必要です。Tシャツなどは別ですが、オフィスで着ようとか訪問着にしようと思っている洋服は、必ず試着をしてください。


自分がどう見えているのか。第一印象が与える3メートルまで離れ、全身を鏡に映してチェックする必要があります。


相手の視界に入る3メートルの地点で、自分が相手にどう見えるのかを確認してからでないと、買ってはいけません。ですから、全身鏡を置いていない店での買い物はお勧めできません。


バーゲンで、つい「安いから」と試着もしないで衝動買いをしてしまい、帰宅後、落ち着いて着てみると、サイズが微妙に合わなかったり、きれいな色なのに顔映りがよくなかったり、結局クローゼットに吊したままになってしまうこと、みなさんも経験があるでしょう。


私もアメリカで、安くなったドレスを試着もせずに買って、帰って見てみたらサイズがまるで合わなかったと言う経験があります。無駄買いを防ぐためにも、試着は欠かせないのです。


また、試着する際は、ビジネスで履く靴を合わせて全身を映してください。女性でしたら、自分がいつも履くヒールの高さがあるはずです。男性も靴のタイプで、裾丈が変わりますから、サイズ直しのためにも欠かせません。靴を合わせることによって、印象は変わりますから、めんどうでも、ビジネス着の買い物には、コーディネートしたい靴を履いてくか、持参してください。