第2338冊目 カリスマは誰でもなれる オリビア・フォックス・カバン (著), 矢羽野 薫 (翻訳)


カリスマは誰でもなれる (ノンフィクション単行本)

カリスマは誰でもなれる (ノンフィクション単行本)

  • 言葉ではなく体勢でパワーを伝える


人の頭や心の中をのぞくことはできないから、私たちは目で見た手がかりから相手の考えを推測する。ボディランゲージに強い自信が表れていたら、何かしら自信があるのだろうと推測する。人は基本的に、相手が投げかけるイメージをそのまま受け入れるから、ボディランゲージに多くの自信を反映させれば、あなたのカリスマは大きく高まる。


ボディランゲージにパワーと自信が表れていれば、誠意や熱意、興奮を伝えても、過剰さや卑屈さを感じさせない。ボディランゲージは私たちの脳に深く組み込まれていて、パワーを伝えるあらゆる手がかりに優先される。外見や肩書、周りから敬意を払われていることなど、パワーと高い地位を投影できる要素はいろいろあるが、ボディランゲージが不確かなら、その瞬間にカリスマは潰える。それに対し、ほかの要素にパワーをいっさい感じられなくても、ボディランゲージに自信が表れていればカリスマが生まれる。